ルーレットにおけるモンテカルロ法を考察

モンテカルロ法

モンテカルロ法は、マーチンゲール法に次いで有名なシステムベッティングの一種です。
数列を使いながらベットする金額を決めていくシステムです。

配当が2倍のゲームよりも、配当が3倍のゲームでその効果を発揮するシステムなので、ルーレットのダズンベットやコラムベットで多用されます。
ここでは、ルーレットでモンテカルロ法を使用する場合の、最適な賭け方を考察していきたいと思います。

一般的なモンテカルロ法の使用方法

ルーレットでモンテカルロ法を使用する場合、最初の「123」という数列の両端である1と3を足した4ドルを賭けることになります。
そして勝てばセットが終了、負ければ負けた数字である4ドルを数列に足して「1234」という数列にして両端の1と4を足した、5ドルを賭けるということになります。
これを繰り返していき、勝った段階で左右の数列を2つずつ消します。
そして数列が消せなくなった段階でセット終了となります。

負けた時に増える数字は1つずつ、勝ったときに減る数字が4つずつということは、3分の1の確率で勝利できるゲームを繰り返せば、セット数がそこまで多くなることは考えにくいです。
ただし、ギャンブルは生ものですから、おかしいぐらいに負けが続くという事もありえます。
勝率が3分の1なら10連敗などはざらに起こります。
すると、そのセットを終了することが難しくなることもあります。
そこでおすすめなのが、60%法とモンテカルロ法を組み合わせるベッティングシステムです。

60%

60%法とモンテカルロ法の組み合わせ

60%法は、モンテカルロ法と比べると簡単なシステムです。
ルーレットにおいてコラムベットも、ダズンベットも、賭ける場所が3ヶ所存在し、その内の1つが当たりとなるシステムです。
つまり3分の1の確率で3倍の配当がもらえるということです。

前述の一般的なモンテカルロ法は、この3つのうちの1箇所に賭けるというやり方でしたが、60%法というのはこの3ヶ所の内の2ヶ所にベットするというやり方です。
勝率は3分の2となりますので、セット数が増え続けて勝ちにくくなるという連鎖は発生しにくくなります。

例えば最初の数列が「123」で4ドルを2ヶ所に賭けたとします。
3分の2の確率で当たれば12ドルの配当であるため、4ドルの利益が出ます。
負けた場合は、8ドルを右側につけて「1238」となり、賭け金は9ドルとなります。
そしてその9ドルを再び60%法を使って2ヶ所に賭けるのです。
すると3分の2の確率で27ドルの報酬がもらえます。

3分の1の確率で負けてしまえば、その数列に負けた金額の18を足して「1・2・3・8・18」となり、賭ける金額は19ドルになります。
19ドルを2ヶ所に賭けることによって3分の2の確率で57ドルの報酬が手に入ります。
リスクの増え方は、マーチンゲール法に似ていますが、勝率が3分の2であるということがポイントです。
勝率が2分の1で行うマーチンゲール法よりも、このやり方の方が確実に利益を取れるでしょう。

まとめ

ルーレットにおいてこの60%法とモンテカルロ法を組み合わせた賭け方をすることによって、高確率な勝利を掴み取ることができるでしょう。